期間工で稼いだ

選挙の開票所で速報を作るアルバイト|稼げたバイトの話

2009年、長年政権を握ってきた自民党が民主党によって敗北するという大きな選挙がありました。

私が経験したアルバイトは、この日の選挙が終わった後、開票所に行って開票の様子を上から眺めどちらが勝利したかという速報を作る仕事でした。

私は当時大学生でしたが、法学部に通っている友人から「中日新聞が速報を掲載するためのアルバイトを募集している」と言われ、興味本位でやってみたのです。

開票は基本的に公立の学校の体育館などで行われますが、私たちはその体育館の2階部分に行き双眼鏡で開票の様子を眺め、どちらが勝利しているのかリアルタイムで調べるという作業をしました。

いくら双眼鏡で見ても、もちろん投票用紙にどのように描かれているか、という事まではわかりません。

しかし、投票用紙を入れていく箱が3つ置かれており、1番左が自民党、真ん中が民主党、右側がその他となっていました。

そして開票する人が左の箱に投票用紙を入れるか、真ん中の箱に投票用紙を入れるか、ということを1人が確認し、例えばその人が「左、右、右、右、左」と言えばそれは「自民党、民主党、民主党、民主党、自民党」と言っているということになるのです。

そしてもう1人のペアがそれを紙に書き出すというものでした。

私たちは中日新聞の下で働いていましたが、当時はNHKや読売新聞など、他のメディアのスタッフやアルバイトの学生たちもいました。

どこの局も自分たちが真っ先に即票を出したいと思っていますので、とにかくアルバイトたちが走り回り、アルバイトたちの報告を受けたメディアのスタッフは事務所などに連絡を入れる、という状態でした。

これはアルバイトといってもかなり責任を伴うものですし、遊び半分でやって良いものではありません。

そのため、私たちは打ち合わせということで事前に半日かけて説明を受けました。

それがいかに真剣の仕事なのか、どのような意図で行われるのか、などということを説明され、その日にチーム分けを行い、チームごとで交流して協力関係を作り上げるという作業を行いました。

そしていざ、現地に集合し、チームごとで体育館の2階に上がったのです。

ペアを組み、どちらがどの仕事をするのかという確認をし、そしてスタッフともしっかりと自己紹介をした上で誰に連絡をするのか、もしも不具合が生じた場合どこに報告をするのか、などということを確認しました。

あちこちで様々な放送局が同じ作業をしていますが、違う色の腕章を身に付けることによって放送局を誤るという事はありませんでした。

また、双眼鏡でずっとそしていざ、現地に集合し、チームごとで体育館の2階に上がったのです。

ペアを組み、どちらがどの仕事をするのかという確認をし、そしてスタッフともしっかりと自己紹介をした上で誰に連絡をするのか、もしも不具合が生じた場合どこに報告をするのか、などということを確認しました。

あちこちで様々な放送局が同じ作業をしていますが、違う色の腕章を身に付けることによって放送局を誤るという事はありませんでした。

また、双眼鏡でずっと開票の様子を見ているとだんだんゲシュタルト崩壊とでもいうのでしょうか、徐々に頭が回らなくなってくるため、適度に役割を交換するということも必要でした。

中日新聞の人々はとても人柄がよく、何かわからないことがあったときに質問しやすい状態だったと思います。

やはりほとんどの学生が初めての経験でしたから、わからない事はわかったふりをするのではなく、質問をしなければいけませんでした。

大切な選挙ですから誰もがピリピリしていたと思うのですが、学生たちに対しては非常に前向きな回答を下さるスタッフが多く、非常に仕事がしやすかったです。

また、この人たちのために頑張ろうとも思いました。

もちろんお給料がとても良かったので仕事はしっかりとしなければいけないのですが、待遇が良い以外にも環境が良くとても楽しかったです。とても良い経験をさせてもらったと思っていますいます。

実際にもらったお給料としては、打ち合わせの3、4時間と実際の開票場での作業5時間ほど合わせ、20,000円ほどいただいたように思います。

細かい数字までは覚えていませんが、少なくとも15,000円はいただいています。

そして開票所では夕食も用意されていましたし、開票所から自宅まではタクシー送迎が用意されていました。学生一人一人がタクシーに乗せてもらい、自宅まで安全に帰ることができました。

夜も24時に近かったのでとてもありがたかったです。大変な仕事ではありましたがこれだけのお給料をもらい、タクシー送迎がついているなんて、今までやった仕事の中で最も割が良かったとも思っています。

選挙のたびに似たようなアルバイトは存在するのかもしれません。

私はこの自民党と民主党の政権が入れ替わった2009年の選挙でしかこのアルバイトはしていませんが、もしもこのようなアルバイトをする機会があれば、ぜひ挑戦してみてください。

これは何よりも責任が伴いますし、同時に協力関係が大切になります。1人でできない仕事ではありません。ですからこのアルバイトをするのであれば、グループの人としっかり協力関係を築いてやってほしいと思います。

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